- 福島への帰還
52分
脚本・監督 マリー・リントン
フランステレビジョン5 52分 2017年放送
共同制作 フランステレビジョン、カミ・プロダクション
配給 アルテ・ディストリビューション
原発事故後の福島への帰還が提起する疑問は、人の暮らしと環境の実情をどこまで精確に知ることができるかにある。この作品は居住禁止区域の住民がやむおえず始めた新たな暮らしを追う。彼らの存在は21世紀最悪の原子力事故によって覆された。どこでどのように再出発をしろというのか。日本政府は帰還困難地区の除染を行い、街を再開し帰還を推奨する。未だ放射線が高い値を示すゾーンであっても、すべてを消し去り再出発を促すのだ。
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