
- フランス原子力の軌跡
70分 2013年
監督 フレデリック・ビアモンティー
構成 渡辺謙一、サミュエル・ルレ、フレデリック・ビアモンティー
制作 カミ・プロダクション、モルガン・プロダクション、フランステレビジョン
配給 フランステレビジョン・ディストリビューション
放送 フランステレビジョン3 2013年10月
NHK世界のドキュメンタリー 2013年12月
58基の原子炉が消費電力の78%を提供し、4万1千人の雇用と3兆1千億円の経済効果を持つフランス原子力産業。フランスは世界最大の原子力立国だ。フクシマの衝撃が全欧州を覆うなか、フランスは原子力推進の手をゆるめることなく確信を持ち続けている。このドキュメントは1945年から今日にいたるフランス原子力の確信の歴史を語る。この国では原子エネルギーへの無条件の支持が盲目的なまでの頑固さを見せる。技術・行政のエリート校から抜擢された原子力官僚は、ニュークレオクラートと呼ばれ、彼らは隠蔽と否認のテクニックを駆使して、フランス原子力に関する議論を押さえつけることに成功してきた。ドキュメント「フランス原子力の軌跡」は電力業界の不透明な慣行に光を当て、ニュークレオクラートの虚偽を明らかにし、70年におよぶフランス原子力の軌跡を描く。

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